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[No.0450] 2005/1/11
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POP-SITE音楽批評
村八分
『村八分ボックス』

Good Lovin' Production


連載「エサ箱日誌」第87回のスタート!

1月某日
年が明けましたね。2006年もよろしくお願いいたします。

さて、村八分のボックスセットが昨年11月にリリースされた。未発表ライブ&スタジオテイクを収録した6枚組CDに、彼らが活動中にリリースした唯一のアルバム『村八分ライブ』のオリジナル2枚組LP初回盤を紙ジャケで完全復刻した2枚組CD、そして未発表のライブ映像を収録したDVDという、とんでもない内容だ。

さらにレアな写真満載のブックレットとステッカーも封入される。価格は21,000円。しかも数量限定だそうで、ファンを煽り立てる仕掛けがニクい。価格的には決して高いとは思わないし、むしろリーズナブルだと思う。

今回のボックスセットのリリースは、海賊盤対策。村八分のライブ音源などが、ネットオークションに出品されて、高値で落札される現状を憂慮し、村八分のメンバーの遺族や関係者がボックスを編纂したそうだ。

僕が個人的に好きなYMOも、ネットオークションでライブ音源が出品されたりしてた。YMO関係者は、ネットオークション運営会社に出品の取り下げなどのディフェンシブなアクションはおこしただろうけど、今回の村八分のように、ファンとしては、ボックスセットをリリースするなどのオフェンシブなアクションを期待していただけに非常に残念だったね。

そう考えると、今回の村八分のボックスはファン待望という言葉が相応しいリリースだと思う。

前述の通り、村八分が活動中にリリースしたアルバムは、『村八分ライブ』のみ。しかも、現在廃盤。そのライブレコーディングの時点で、リードギタリストの山口富士夫の脱退が決まっていたし、何度目かのメンバーチェンジによって、全盛期からは比べ物にならないほど音楽的には満足のいかない内容、というのが定説だ。

全盛期の演奏を知らない後追いのファンからすれば、ストーンズを彷彿させる音は率直にカッコイイと感じるけど、そんなに全盛期が凄いのなら、ぜひ演奏を聴いてみたいと思うね。

(文=フィオナ林檎)

収録曲

  • Disc 1:1971年3月31日 スタジオレコーディング+ 1971年6月27日 日比谷野外音楽堂(未発表)ほか
  • Disc 2:1972年8月23日 京都円山野外音楽堂ライブ(未発表)
  • Disc 3:1972年11月11日 京都会館 ライブ(未発表)
  • Disc 4:1972年 京都ディスコ ガロ ライブ(未発表)
  • Disc 5:1973年 エレックスタジオ(未発表)+ 1972年 プライベートアコースティックテープ(未発表)
  • Disc 6:1979年5月6日 京都大学西部講堂 ライブ
  • Disc 7&8:1973年5月5日 京都大学西部講堂(エレックオリジナルLPレコード被せ帯付き初回盤を紙ジャケ完全復刻&リマスタリング)
  • Disc 9(DVD):1972年慶応大学三田祭、1971年日比谷野外音楽堂、1972年京都円山野外音楽堂でのライブ映像
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UNDERGROUND TAPES 1972 KBS京都スタジオ・ライブ

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UNDERGROUND TAPES 1973 京都大学西部講堂

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UNDERGROUND TAPES 1979 京都大学西部講堂

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